世界にも類を見ない「市民とオーケストラによる音楽文化を作る共同プロジェクト」

日本フィル九州公演の最大の特徴は、1975年以来、すべての地域において市民の方々の自主的な参加による実行委員会で運営されていることです。オーケストラの音楽は、人々に励まし、癒し、生きる力を与え、子どもに創造力、物事に立ち向かう勇気を与えます。聴き手、そして作り手の皆様と日本フィルは、手を携えて真に地域に根ざした文化の発信に取り組み続けています。

第42回九州公演活動報告はこちら

原点と一年間の活動

“市民とともに歩む” 日本フィルと実行委員会は1年を通して活動しています。全公演地から代表者が集まる「九州連絡会議」を年6回開催し、公演内容や集客、財政面について連携して経験交流を深めながら公演の概要を決定します。そこには、“九州は1つ” という強い思いがあります。

 

毎年秋に実行委員会と日本フィルが共同して 2 月の公演の告知をスタート。11月、12月に日本フィル室内楽が九州全県を訪問し、プレコンサートを行います。実行委員の皆さん一人ひとりが各地でチケットの販売、宣伝などを行い、オーケストラがやってくる2月を待ち望みます。


オーケストラ公演に先立つ地域訪問活動

本公演の約3か月前から、弦楽四重奏や木管五重奏などで日本フィル メンバーが各地を訪れます。病院や福祉施設、また幼稚園・小中学校・盲学校などで生の演奏をお届けしています。

その目的は、

  1. オーケストラやクラシック音楽に親しみを感じていただくこ
  2. コンサートを聴きに行くことができない環境の方々に生の演奏を届けること
  3. 児童青少年への教育的活動

があげられます。これらの活動は、プロフェッショナルな音楽家の社会的な使命であると、日本フィルは考えております。

地域文化活性化にも大きく寄与する活動として定着しているこれらの取り組みのために、九州特別会員の会費を有意義に活用させていただいています。

 

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日本フィルのハート 被災地支援を熊本でも展開

2011年3月の東日本大震災直後から、日本フィルでは聴衆からの募金をもとにボランティア活動《被災地に音楽を》を開始しました。その 回数は2017年8月末で 220 公演を数え、現在でも継続しています。

2016年4月に日本フィルの長年のパートナーである九州の地を見舞った熊本地震。生の音楽をお届けし、人々の心を支えたいという想いで、2016年から熊本でも被災地支援活動を行っています。2017年は、7月と10月に被災地を訪れます。

 

7月の被災地支援活動の様子はこちら

日本フィルハーモニー交響楽団

1956年6月創立、楽団創設の中心となった創立指揮者渡邉暁雄が初代常任指揮者を務める。当初より幅広いレパートリーと斬新な演奏スタイルで、ドイツ・オーストリア系を中心としていた当時の楽壇に新風を吹き込み、大きなセンセーションを巻き起こした。2016年6月に創立60周年を迎えた日本フィルは、この歴史と伝統を守りつつ、さらなる発展を目指し、質の高い音楽をお届けする「オーケストラ・コンサート」、音楽との出会いを広げる「エデュケーション・プログラム」、音楽の力で様々なコミュニティに貢献する「リージョナル・アクティビティ」という三つの柱で活動を行っている。

2016年9月に首席指揮者にフィンランドの気鋭ピエタリ・インキネンを迎え、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、正指揮者山田和樹、そしてミュージック・パートナー西本智実という充実した指揮者陣を中心に、さらなる演奏力の向上をめざし、“音楽を通して文化を発信”していく。2011年4月より、聴衆からの募金を元にボランティア活動「被災地に音楽を」を開始、2016年8月末までに197公演を実施し、現在でも継続している。

オフィシャル・ウェブサイト:http://www.japanphil.or.jp